タイトルバックを変更しようとこの画像を見ていると、二人の人物の事が思い出されてきました。全く関係ないですが・・・

背景画像 要約-02-1


70年代後半に現れ、80年代にかけて、ニューヨークのスラム街から二人の画家が突然現れ、世界中にその名を知らしめました。

彼らのことを何も知らない者からすれば突然でしたが、彼らを間近に見ていた者たちにとっては、身内からスターが誕生したようなもので、衝撃的だったのです。


一人の名は、キース・へリング
そしてもう一人が、ジャン=ミシェル・バスキア


生誕についての詳しい情報や、どんな絵を描いてきたのかという事を述べるつもりはありません。検索すればいくらでも見ることが出来ます。

現在ではアンディ・ウォーホル と並び称される二人でありますが、ただ、彼らの絵を最初に見た時に受けた衝撃は、今まで見たことのない作品に出会った時に受けるような衝撃とは全く違う、別な意味での衝撃の方が激しくて、心を釘付けにしたのです。


それは、今でもはっきりと思い出せる、ある嫉妬と共に甦る感情でした。


雑誌に掲載された作品を紹介する写真と、彼らを映したポートレートをまじまじと見ながら
心の中でこうつぶやいていました。


俺でも描けそう!


素朴な感想でした。


美術系の大学に通っていた私が、彼らの作品を目にした当時、
一番夢中になっていたのはマンガでした。

自分で作品を投稿する傍ら、今ではコミケなどで当たり前ですが、自腹で印刷した作品を大学のサークル仲間に無理やり売ったりして、適当に楽しんでいたのです。

そんな生活をしていた自分が、偶然に目にした彼らの作品は、
逆に自分の中に火を点けたのです!


こんなマンガでもアートなのか?
こんな落書きでもいいのか?


素朴な感想でした!


俺でも描けそうな気がする!


よし、もうマンガはやめだ!


今日から俺は画家になる!
ポップアートの世界で一旗揚げてやる!


一度火が付いたら行動が早いのが、長所であり、ある意味においてはトンデモナイ欠点でもありましたが、当時としては、何にも知らない若気の至りで、知る由はありませんでした。


頭の中はマンガのことでいっぱいでしたので、思考回路はまさにマンガ的にデフォルメされているのです。


常に物事を誇張して解釈する癖がついていたのか、そんな思考回路に支配されてしまっていたのか、全ての出来事を単純に処理して、好きなキャラクターの世界観に共感したように、何でも実現できると信じていたし、憧れていました。

まだ一般的ではなかったですが……いまで云うマンガオタクだったのです。


うぉー! ふぉーる―!
きーすへりんぐー!
ばすきあー!


雄たけびを上げて! 毎日必死にキャンパスに向かい、描き続けました!


そして月日が流れて……現在……



タイトルバックを変更しようとこの画像を見ていると、二人の人物の事が思い出されてきました。全く関係ないですが・・・

背景画像 要約-02-1


70年代後半に現れ、80年代にかけて、ニューヨークのスラム街から二人の画家が突然現れ、世界中にその名を知らしめました………



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